L→R YOSHIHIRO YASUI (bass) NAOKI(vocal) SHINYA TANGE (drums) YOSUKE ABE (guitar) OUTRAGEは、1982年に名古屋で結成されている。オリジナル・ラインナップは阿部洋介、安井義博、丹下眞也、伊藤千豊の4人。

当初はNWOBHMのカヴァーなどを中心としたレパートリーで、地元のライヴハウスでライヴを行なっていた。

1986年に、伊藤が脱退して別のバンドに在籍していた橋本直樹が加入。これで現在の4人のメンバーが揃った。そして、1987年に自主レーベルの『Pile Driver Records』からデビューEP「Outrage」(ジャケット・デザインから、後に“ペケレイジ”という愛称で呼ばれるようになる)をリリースする。

1999年に橋本が脱退。メンバーも認めているとおり、今振り返ってみればこの変化はバンドにとって必要なものだったし、もしそのまま4人で続けていたら解散していたかもしれないが、当時は誰もがショックを受けた。これに対して残った3人は、後任を入れずトリオで活動していくことを決める。

安井がメインでヴォーカルを取る編成だ。EP「VOLUME ONE」(2001年)、EP「PLAY LOUD EP」(2002年)、8th「24-7」(2002年)、9th「CAUSE FOR PAUSE」(2004年)といったこの時期の作品は橋本在籍時よりもシンプルで、メタルと言うよりヘヴィ・ロックあるいはロックン・ロールと呼んだ方がしっくりくる。

ただ、橋本が復帰してから9th収録の曲でシングル・カットもされた“Deadbeat”を歌うのを聴いていると、紛れもないOUTRAGEの曲に聞こえる。

そして、2007年。9月2日に川崎・クラブチッタで行なわれたデビュー20周年を記念するライヴで橋本が復帰。当初は期間限定の予定だったが、大反響を得たこともあって2008年には完全復帰する。

2010年には橋本の復帰に至るストーリーを主軸にした感動的なドキュメンタリー映画『SHINE ON -TRAVELOGUE OF OUTRAGE-』が公開され、2011年にはDVD化されている。